横浜Fマリノス、日本代表、映画など。
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映画の感想を書きます。
3月初旬に観にいきました「クラッシュ」という映画です。
ロスのハイウェイで起きた交通事故をきっかけに、さまざまな人種、
階層、職業の人々の人生が連鎖反応を起こすヒューマンドラマとして、
評判を呼び、今年の見事アカデミー作品賞を取得しました。
サンドラ・ブロックや、ホテルルアンダのドン・チードル、
マット・ディロンといった人々が出演しています。
『ミリオンダラー・ベイビー』の製作と脚本のポール・ハギスが監督。
と、いうことで、かなり期待して観にいったのですが、、、
感想は「がっかり」でした。
たしかに脚本はよくできていると思います。
それぞれの登場人物が複雑にからみあいながらもストーリーとしては
一貫している。
テーマは、人種問題のほかに、人間には「善」の部分と「悪」の部分が
混在しているといったことがあるのでしょう。
しかし、だから何? SO WHAT?である。
たしかに米国の映画では勧善懲悪式に、善人と悪人がはっきりしている
映画が多い。でも、諸外国の映画ではそんなことは当たり前として捉え
られていて目新しくはない。
アメリカという国が持っている人種差別というものの根深さを、アメリカの
映画が批判を恐れず、描写しているところは素晴らしいとは思う。
アメリカは多人種国家で様々な価値観をもった人がおり、それこそ、
「衝突」も多い。それでも最後は、人種の壁を乗り越えて、善の心で
包み込む寛容さも持ち合わせているのがアメリカだという。
だからそれで・・・?
なんか形式美という面では合格点なのだろうが、それに溺れすぎている
ように見えた。
映画は感受性に訴えるべきもの。
この映画とブロークバックマウンテンが作品賞候補だったというのは
なんだかなあ。。という気がしてならない。
ただし、警官役のマット・ディロンは好演。助演をノミネートされた
だけはある。
製作年度 2004年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 112分
監督 ポール・ハギス
製作総指揮 アンドリュー・ライマー 、トム・ヌナン 、
ジャン・コルベリン 、マリーナ・グラシック
原作 -
脚本 ポール・ハギス 、ボビー・モレスコ
音楽 マーク・アイシャム
出演 サンドラ・ブロック 、ドン・チードル 、マット・ディロン 、
ジェニファー・エスポジート 、ウィリアム・フィクトナー
3月初旬に観にいきました「クラッシュ」という映画です。
ロスのハイウェイで起きた交通事故をきっかけに、さまざまな人種、
階層、職業の人々の人生が連鎖反応を起こすヒューマンドラマとして、
評判を呼び、今年の見事アカデミー作品賞を取得しました。
サンドラ・ブロックや、ホテルルアンダのドン・チードル、
マット・ディロンといった人々が出演しています。
『ミリオンダラー・ベイビー』の製作と脚本のポール・ハギスが監督。
と、いうことで、かなり期待して観にいったのですが、、、
感想は「がっかり」でした。
たしかに脚本はよくできていると思います。
それぞれの登場人物が複雑にからみあいながらもストーリーとしては
一貫している。
テーマは、人種問題のほかに、人間には「善」の部分と「悪」の部分が
混在しているといったことがあるのでしょう。
しかし、だから何? SO WHAT?である。
たしかに米国の映画では勧善懲悪式に、善人と悪人がはっきりしている
映画が多い。でも、諸外国の映画ではそんなことは当たり前として捉え
られていて目新しくはない。
アメリカという国が持っている人種差別というものの根深さを、アメリカの
映画が批判を恐れず、描写しているところは素晴らしいとは思う。
アメリカは多人種国家で様々な価値観をもった人がおり、それこそ、
「衝突」も多い。それでも最後は、人種の壁を乗り越えて、善の心で
包み込む寛容さも持ち合わせているのがアメリカだという。
だからそれで・・・?
なんか形式美という面では合格点なのだろうが、それに溺れすぎている
ように見えた。
映画は感受性に訴えるべきもの。
この映画とブロークバックマウンテンが作品賞候補だったというのは
なんだかなあ。。という気がしてならない。
ただし、警官役のマット・ディロンは好演。助演をノミネートされた
だけはある。
製作年度 2004年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 112分
監督 ポール・ハギス
製作総指揮 アンドリュー・ライマー 、トム・ヌナン 、
ジャン・コルベリン 、マリーナ・グラシック
原作 -
脚本 ポール・ハギス 、ボビー・モレスコ
音楽 マーク・アイシャム
出演 サンドラ・ブロック 、ドン・チードル 、マット・ディロン 、
ジェニファー・エスポジート 、ウィリアム・フィクトナー
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