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横浜Fマリノス、日本代表、映画など。
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久々に映画です。映画の時は、だいたいネタバレになりがちなので、
気をつけます。
この間、リュック・ベッソン監督の「アンジェラ」を観ました。
リュック・ベッソンは好きな監督のひとりですが、レオン、二キータを
はじめとして多くのヒット作を持っています。

「アンジェラ」
製作年度 2005年
上映時間 90分
監督 リュック・ベッソン
出演もしくは声の出演 ジャメル・ドゥブーズ 、リー・ラスムッセン 、
ジルベール・メルキ 、セルジュ・リアブキン



で、このアンジェラですが、私は好きです。
しかし、この映画はたぶん評価が分かれるでしょう。(というか、ネットで
見ても割れてますね。)正直、ストーリー自体は大したことはなく、そこが
「萌え」系の妄想映画と酷評される所以ですが、彼の作品らしいストレート
な純愛映画ともいえます。これで2時間引っ張るのはスゴイともいえます。
なんか、たぶん個人的にこういうの撮りたかったんだろうなと思います。

また、映像が白黒にしていることにより、余分な情報が消えて、非常に情景が美しいです。アングルの撮り方等については一級品です。

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「プロデューサーズ」という映画を観てきました。
トニー賞12部門受賞というブロードウェイ傑作コメディの
映画化です。
舞台のオリジナル・キャストのネイサン・レインとマシュー・
ブロデリックが出演している他、ユマ・サーマンも出ています。

内容は、あんまり考えずに、「笑い」にいく映画ですね。
ゲイネタと下ネタを結構使っているので、人によっては評価が
わかれるかもしれません。
英語の韻を踏んでいるとことか、訛りとかの、言葉あそびもある
ので、そういうとこは難しかったかなー。
あと、ドイツ人とかは、ああいうの、どうおもうんだろうなあ。

ユマ・サーマンは、キルビル、パルプ・フィクション、ガタカとか
どちらかというとセクシー路線ではない気がしたけど、本作では
なかなかかわいらしい。でも、やっぱデカイね。

お金を払ってみるぐらいの価値はあると思いますよ。
2時間があっという間に過ぎましたし、楽しい映画であることに
間違いはありません。

「プロデューサーズ」
製作年度 2005年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 134分
監督 スーザン・ストローマン
製作総指揮 -
原作 -
脚本 メル・ブルックス 、トーマス・ミーハン
音楽 -
出演もしくは声の出演 ネイサン・レイン 、マシュー・ブロデリック 、
ユマ・サーマン 、ウィル・フェレル 、ゲイリー・ビーチ

ホテル・ルワンダという作品は、大ヒットというわけでは
ありませんが、ひそかに「良い映画」としてヒットしてい
ますね。

この映画は、大量虐殺、しかも90年代というつい最近に
実際におこったことを題材にしています。このような重い
テーマに真正面から取り組んでいることに敬意を称すし、
集団心理によってはいつでもこうなるという警告の意味でも
必見の映画と思います。

アメリカその他の先進国、国連さえも任務をまっとうできず
逃げ出してしまったことは、ルワンダが資源のない小国であ
ったことも一因でしょう。米国映画にありがちな画一的な善悪
にしないことも、かえって余韻を深くします。
エンディングの歌の、「どうしてアメリカ合衆国(イギリス
連合王国)はあるのに、アフリカ合衆国はできないんだ、、。」
という歌詞も考えさせられました。。

バラエティ番組ばかりの日本のTVを見てると、つくづく平和は
いいなと思う一方、平和であることの重要性を忘れないように
しなければと反省させられました。

「ホテル・ルワンダ」
製作年度 2004年
製作国・地域 イギリス/イタリア/南アフリカ
上映時間 122分
監督 テリー・ジョージ
製作総指揮 ハル・サドフ 、マーティン・カッツ
原作 -
脚本 テリー・ジョージ 、ケア・ピアソン
音楽 ルパート・グレグソン=ウィリアムズ 、アンドレア・グエラ
出演もしくは声の出演 ドン・チードル 、ソフィー・オコネドー 、
ホアキン・フェニックス 、ニック・ノルティ
県庁の星も3月に観にいった映画です。
まあ、TVで「踊る大捜査線」を見る延長で行ったという
のもありますが、普通に楽しめました。
こういう映画は、県庁の改革はたいへん!とか、地元スーパー
のパートとの交流とか、いろいろ理屈っぽく語らず、なーんも
考えず、気楽に観るのが一番いいかなって思います。
爆発的に売れてるわけではないのでパート2が出るか微妙ですが、
出たらいってもいいかな。
いちばん改革すべきやつは、実は石坂浩二ではなく、知事役の酒井
和歌子だったりする。

「県庁の星」
製作年度 2006年
製作国・地域 日本
上映時間 131分
監督 西谷弘
製作総指揮 -
原作 桂望実
脚本 佐藤信介
音楽 松谷卓
出演もしくは声の出演 織田裕二 、柴咲コウ 、佐々木蔵之介 、
和田聰宏 、紺野まひる
3月の初めに観にいきました。
オスカー監督賞を獲った作品です。
男同士の恋愛でしかも、米国の誇りであるカウボーイという
設定で、作品賞獲れるかどうかということで、アカデミー賞の
保守性が占われた作品でした。

感想としては、「悪くはないけど・・・」ぐらいなものです。
「男同士でそんなに激しくされても・・」というようなシーンは
ほぼ皆無といってよく、それでも相手を静かに愛する気持ちはそれ
なりに伝わったのは俳優陣とアンリー監督の素晴らしさでしょうか。

ただ、テーマとして、正直なところ、「男同士」の恋愛という以外に
は、すっごく「ふつー」の話なわけですよ。そういう偏見はいけない
よといって、これがいいといっていること自体が、まだまだ偏見がある
ともいえるような。。そういう殻を破ったで是非を問うという意味では
非常に価値がありますが。

二人の愛の象徴として描かれる、ブロークバックマウンテンの広大な
景色はいいですね。
あと、イニスは結局のところ、ジャックも奥さんも不幸にしてしまう
けど、娘さんとの最後のシーンは救いでしたね。

「ブロークバックマウンテン」
製作年度 2005年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 134分
監督 アン・リー
製作総指揮 ラリー・マクマートリー 、ウィリアム・ポーラッド 、
マイケル・コスティガン 、マイケル・ハウスマン
原作 アニー・プルー
脚本 ラリー・マクマートリー 、ダイアナ・オサナ
音楽 グスターボ・サンタオラヤ
出演もしくは声の出演 ヒース・レジャー 、ジェイク・ギレンホール 、
ミシェル・ウィリアムズ 、アン・ハサウェイ 、ランディ・クエイド

映画の感想を書きます。
3月初旬に観にいきました「クラッシュ」という映画です。

ロスのハイウェイで起きた交通事故をきっかけに、さまざまな人種、
階層、職業の人々の人生が連鎖反応を起こすヒューマンドラマとして、
評判を呼び、今年の見事アカデミー作品賞を取得しました。

サンドラ・ブロックや、ホテルルアンダのドン・チードル、
マット・ディロンといった人々が出演しています。
『ミリオンダラー・ベイビー』の製作と脚本のポール・ハギスが監督。

と、いうことで、かなり期待して観にいったのですが、、、
感想は「がっかり」でした。

たしかに脚本はよくできていると思います。
それぞれの登場人物が複雑にからみあいながらもストーリーとしては
一貫している。
テーマは、人種問題のほかに、人間には「善」の部分と「悪」の部分が
混在しているといったことがあるのでしょう。

しかし、だから何? SO WHAT?である。
たしかに米国の映画では勧善懲悪式に、善人と悪人がはっきりしている
映画が多い。でも、諸外国の映画ではそんなことは当たり前として捉え
られていて目新しくはない。

アメリカという国が持っている人種差別というものの根深さを、アメリカの
映画が批判を恐れず、描写しているところは素晴らしいとは思う。
アメリカは多人種国家で様々な価値観をもった人がおり、それこそ、
「衝突」も多い。それでも最後は、人種の壁を乗り越えて、善の心で
包み込む寛容さも持ち合わせているのがアメリカだという。
だからそれで・・・?

なんか形式美という面では合格点なのだろうが、それに溺れすぎている
ように見えた。
映画は感受性に訴えるべきもの。
この映画とブロークバックマウンテンが作品賞候補だったというのは
なんだかなあ。。という気がしてならない。
ただし、警官役のマット・ディロンは好演。助演をノミネートされた
だけはある。

製作年度 2004年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 112分
監督 ポール・ハギス
製作総指揮 アンドリュー・ライマー 、トム・ヌナン 、
ジャン・コルベリン 、マリーナ・グラシック
原作 -
脚本 ポール・ハギス 、ボビー・モレスコ
音楽 マーク・アイシャム
出演 サンドラ・ブロック 、ドン・チードル 、マット・ディロン 、
ジェニファー・エスポジート 、ウィリアム・フィクトナー
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プロフィール
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性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
サッカー観戦、映画鑑賞
自己紹介:
昔は「柴犬系」といわれていましたが、いつからか「サモエド」の方が近くなっていました。。。

横浜市在住。勤務先は東京都中央区。

好きな選手:中村俊輔、松田直樹、那須大亮、田中隼磨、中澤佑ニ、奥大介、波戸康広
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